雑木林の山野草 2−1  


 

 雑木林を散策していると、いろいろな山野草に出会う。
雑木林は山野草の宝庫でもある。しかしまったく植物に興味のない人にとってはただの薄暗い林にすぎない。

                               
 山菜採りのシーズンになると決まって道端に軽自動車が止まる。
知らないおばさんたちが雑木林に入り込んで、山菜採りをしているのを見かける。
子どもたちはクワガタ捕りなのだろうか・・時々入り込んでくる。結構大きな幼虫もいる。

                                                            
 私有地に入り込んでも咎めることはしないことにしている。
むかしからこのあたり一帯は山菜採りの場所、通り道にもなっていたようだ。
既得権の保障も支障のない限り大切にしてやらなければ・・と思う。
怪我をしないようにどうぞ採ってください・・といつも云うようにしている。

                                                                           



   

 遠くからだったが葉っぱの枯れた小さな「ユリ」らしきものを発見した。
花は緑っぽい色をしている。葉が枯れているのでなんとなくみすぼらしい。
後で分かったのだが「オオウバユリ」という花だった。それも道路沿いである。

                            
 山野草の好きな人なら見逃さないだろう。
なぜか葉っぱだけが先に枯れてしまう。とても特徴のある花である。
一度その姿をみたら忘れることはないだろう。変な花である。
                                                                                  
                 



 

 近くからうつしてみた。
正面からだと大きさはまったく違うけれど、少しは「黒百合」の花に似ていなくもない。
しかし別なところで見たオオウバユリは葉が緑色をして枯れてはいなかった。
そこはちょっとした群落になっている。でも他人の敷地の雑木林だった。
種が飛散して生長したのだろうか・・種をつけているものもあった。

                                                  
 このオオウバユリ、咲いている時期ならその存在も分かるのだが、そうではないと間違って下草刈りの犠牲になってしまうかもしれない。球根だけは残るだろう。

                                                  
 食いしん坊はすぐにこのオオウバユリは食べることができるのかな〜?と考えてしまう。
調べてみると根元のユリ根は食べても大丈夫らしい。「食用ユリ」になるそうである。
ユリの根はホクホクとして美味しいが、これもきっとそうに違いない。
いつかは食べる機会もあるかもしれない。

                                                                         



     

 かわって別の山野草、雑木林に「マイヅルソウ」の群落がある。
そこはちょっとした湿地になっていて日当たりもあまりよくない。樹木が邪魔をしている。
本来は高山地帯に多いらしい。北海道では低地にみられる。

                                                           
 マイヅルソウの群落というよりもどちらかというと「カタクリ」とか「ミズバショウ」の群落のほうが好きなのだが・・残念ながらそれはない。                                      

花は白くて小さい。可憐である。実はコケモモのような大きさで赤い色をしている。
ルビーのように美しい・・と図鑑に記述されている。でもまだお目にかかったことはない。
食べると甘くておいしいそうだ。毒ではないらしい。ジャムにするといいのかもしれない。

                                                    
 このマイヅルソウを「検索」していると「山野草の販売」という店が目についた。
二株で1,000円である。そこの会社では沖縄までの送料が1,470円、占めて2,470円である。
ウ〜〜ム・・・高い。

                            
我が家の雑木林にはこの「マイヅルソウ」はいくらでもある。

なんとなくこの群落は「千円札」の群落にも見えてきた・・まだまだ世俗的な感情が強い。
仏門にでも入って滝にでも打たれなければ治らない。でも滝のそばに山ワサビがあったら、袋に詰めて・・。

山野草を眺めながら「ソロバンをはじく?」のも楽しいひと時である。

                                                     以下準備中!                   


 

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